リッチクライアントだからといって

先日、某ブログサービスの管理画面がAjax対応になりました。
しかし、画面構成が従来と大差なかったり、
メニューをクリックするたびに毎回「読み込み中」と表示されたりする点が、いまいち評判よくないようです。
僕もこのブログサービスを利用していますが、確かにこれなら、従来のままの慣れたインターフェースで十分に感じてしまいますね…。


それと先ほど、ネットサーフィン中に、
僕が公開中のGvG FormationMakerをブログで紹介してくださっている記事を見つけました。
珍しいなと思いながら、その文章を読んでみると…


その中に1行、操作性に関してちょびっと使いづらい といった内容が書かれていたんです。
これを読んで、なにか目が覚めたような気持ちになりましたね。
最近リッチクライアントが盛り上がっています。
これまでのWebでは表現できなかった(あるいはできることに気づいていなかった)ことが表現できるようになり、
これはかっこよく、開発者としては大変興味を引かれます。
しかし、開発者がかっこいいと思って作成したアプリケーションが、
そうではないユーザーから見れば、ただそれだけで、実は使いにくいだけだった、ということがあっては、どうにもならないですね。


リッチクライアントだからといって、必ずしも使いやすいとは限らないです。
使い方を間違えば、効果は出ないです。
当たり前といえば当たり前ですが…
じゃあどう使えば効果が出るのか。
それを勉強するために、インターフェース関係の本でも買って読んでみようかな…と思った今日このごろでした。